日程表・プログラム

夜話会

日時 9月12日(木)18:00~20:00
場所 かごしま県民交流センター
  • タイトル
  • 「人を刺して刑務所に入っちゃえ」は本人の意思だったのかー診断が分かれた命令幻聴
演者 柏木宏子先生
所属 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 司法精神診療部 医長
精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部 / 精神疾患病態研究部 併任研究員

大会長講演 (ウェルカムスピーチ)
刑事精神鑑定学と臨床精神病理学 -被鑑定人から得られた知見は臨床に寄与する-

9月13日(金)9:30~10:15

司会 佐藤 晋爾(茨城県立中央病院精神科/筑波大学医学医療系 茨城県臨床教育センター )
演者 赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科)

特別講演1 病む人にかかわる ー関係の営みと生命の視点ー

9月13日(金)14:20~16:20

司会 赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科)
演者 和田 信(大阪国際がんセンター 心療・緩和科)
ゲスト 上野 知子(フリーアナウンサー)

特別講演2 毒殺の精神病理

9月14日(土)13:20~14:20

司会 赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科)
演者 帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)

シンポジウム1
 攻撃性と自己破壊~精神鑑定事例から学ぶ~

9月13日(金)10:15~12:35

司会 赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科)
安藤 久美子(聖マリアンナ医科大学)
  • シンポジスト
  • 愛する息子(40歳代)を殺害した抑うつ病態圏の父親(70歳代)の事例
  • 吉岡 眞吾(愛知県精神医療センター)
  • 攻撃性と自己破壊の犯罪病理
  • 安藤 久美子(聖マリアンナ医科大学)
  • 攻撃性と法・制度・規範―いじめ防止対策推進法による介入
  • 井原 裕(獨協医科大学 埼玉医療センター)

シンポジウム2
 精神療法に繋がる精神病理学

9月13日(金)16:25~18:45

司会 野間 俊一(のまこころクリニック)
堀切 靖(鹿児島県立姶良病院)
  • シンポジスト
  • 病態構造から手当てを組み立てる
  • 滝上 紘之(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)
  • 技法の裏にあるもの~精神療法は何にどう効くのか~
  • 野間 俊一(のまこころクリニック)
  • デモラリゼーションからみる精神療法の共通要因
  • 玉田 有(東京医科大学八王子医療センター)
  • 感情交流から見る精神療法
  • 林 直樹(医療法人三恵会 西ヶ原病院)

シンポジウム3 心的外傷を再考する-子ども虐待がもたらす精神病理-

9月14日(土)9:30~12:00

司会 兼本 浩祐(すずかけクリニック)
小城 くみこ(医療法人陽善会坂之上病院)
  • シンポジスト
  • 子どものトラウマの理解とケア―発達精神病理学の観点から―
  • 八木 淳子(岩手医科大学付属病院)
  • 子ども虐待の実態とTSPによるDIDへの治療
  • 杉山 登志郎(福井大学 子どものこころの発達研究センター)
  • 子ども虐待による心的外傷―「外傷体験の事実」と「治療者の心的現実」―
  • 小城 くみこ(医療法人陽善会坂之上病院)

シンポジウム4
 歴史的鑑定事例から学ぶ 第2回 オウム真理教事件

9月14日(土)14:25~16:45

司会 赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科)
関 由賀子(三菱電機本社健康増進センター)
  • シンポジスト
  • オウム真理教教祖の訴訟能力と精神病理
  • 中谷 陽二(筑波大学名誉教授)
  • 友人が聞き取ったある幹部信者の精神状況
  • 久保田 正志(特定非営利活動法人城塞史跡協会理事長)
  • 指定討論
  • 拘禁状況における現実否認・願望充足性妄想はいかなる機序によって形成されるのか
    ―被告人であるとの自己同定の解離性否認―
  • 中安 信夫(医療法人 原会 原病院)
  • ある幹部信者の精神状態に関する意見
  • 小畠 秀吾(国際医療福祉大学大学院)