Information
会員の皆様方へ
先日お送りしましたプログラム・抄録集に誤りがございました
正誤表を掲載します、こちらより該当ページの差替をお願いできればと存じます。
謹んでお詫び申し上げます。
正誤表PDF(ダウンロード)
※当日会場にお越しの参加者の皆様には修正済みのプログラム・抄録集をお渡しいたしま
す。
受付にてお受け取りください。
会員の皆様方へ
プログラム・抄録集のお届けが例年より遅れており大変ご迷惑をおかけしております。令和6年9月5日にすべての会員の皆様に発送済みでございますので、まもなく皆様のお手元に届くものと思われます。誠に申し訳ございませんが、ご査収のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
夜話会のみご参加予定の皆様へ
参加費は無料となっておりますが、守秘義務を課せられている職種の方のみご参加いただくことが可能です。
非会員の方は職種を証明できる身分証などを必ずご持参くださいますよう宜しくお願いいたします。
- 2024年8月29日
- 参加登録を更新しました。事前参加登録9月11日までとなっております。
また、事前参加登録のすべての皆様に参加証(兼領収書)は当日受付にてお渡しします。
- 2024年8月28日
- 発表者・座長・発言者へのご案内を更新しました。
- 2024年8月27日
- 日程表・プログラムを更新しました。
- 2024年8月23日
- 大会参加者へのご案内を更新しました。
- 2024年8月9日
- 日程表・プログラムを更新しました。
- 2024年8月8日
- 日程表・プログラムを更新しました。
- 2024年7月31日
- 発表者・座長・発言者へのご案内を更新しました。
- 2024年7月2日
- 日程表・プログラムを更新しました。
- 2024年6月24日
- 演題募集期間を7月4日(木)まで延長しました。
[演題募集期間] 2024年3月1日(金)~7月4日(木)まで
- 2024年6月19日
- プログラム委員を掲載しました。
- 2024年6月13日
- 演題募集期間を6月24日(月)まで延長しました。
[演題募集期間] 2024年3月1日(金)~6月24日(月)まで
- 2024年5月31日
- 演題募集期間を延長しました。
[演題募集期間] 2024年3月1日(金)~6月14日(金)まで
- 2024年4月5日
- 利益相反(COI)の開示についてを掲載しました。
- 2024年4月1日
- 事前参加登録を開始しました。
[事前参加登録期間] 2024年4月1日(月)~8月23日(金)
- 2024年3月1日
- 演題募集を開始しました。
[演題募集期間] 2024年3月1日(金)~5月31日(金)
- 2024年2月28日
- 大会長挨拶を更新しました。
- 2024年2月26日
- 演題募集を掲載しました。
[演題募集期間] 2024年3月1日(金)~5月31日(金)
- 2023年12月6日
- ホームページを公開しました。
大会長挨拶
第47回日本精神病理学会
会長 赤崎安昭
鹿児島大学医学部保健学科・同大学院保健学研究科・教授
令和6年9月12日(木)、13日(金)、14日(土)、かごしま県民交流センターにおきまして第47回日本精神病学会・鹿児島大会を開催いたします。僭越ではありますが、大会長を私、赤崎安昭が、副会長を鹿児島県立姶良病院副院長 堀切靖が務めます。
本大会のテーマは、「日本精神病理学会の裾野を拡げる」です。私は、大学院に入学すると臨床に携わりながら、電気生理学、てんかん研究を始めました。それから、約10数年間、精神薬理学なども含めて、生物学的精神医学研究を臨床と並行して行ってきました。ところが、平成9年1月、教員に昇任したことを機に刑事精神鑑定(本鑑定)を担当しました。殺人未遂のケースでした。私は、鑑定を経験したことが契機となり、「なぜ、人を殺そうとしたのだろう」「殺すという手段を選択したのはなぜなのだろう。その理由を知りたい」と考えるようになり、精神病理学という学問にも興味を持つようになりました。そして、先輩医師らが培ってきた精神病理の勉強会に参加しているうちに、より多くの職種の人達と議論を深めたいと考えて、鹿児島精神病理・精神療法研究会という研究会を立ち上げました。私は、刑事精神鑑定例を通して精神病理学を学び始めましたので、精神病理学を深く学んでいる先生方の足下にも及びませんが、上記のような経緯で精神病理学会に入会した私は、「裾野を拡げる」にはほどよい精神医学者なのかもしれません。私を指名してくださった先生方の期待を裏切ることがないように、本学会の「裾野」を拡げる大役を全うしたいと考えています。
本大会は、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科精神機能病学分野 教授 中村雅之先生のお力も拝借して充実した内容にいたしました。
まずは、大会長講演(ウエルカムスピーチ)として、僭越ではありますが、私がこれまで経験してきた刑事精神鑑定例の中から統合失調症の事例をピックアップして、「刑事精神鑑定学と臨床精神病理学」というタイトルで講演をいたします。
シンポジウムは、「攻撃性と自己破壊」、「精神療法に繋がる精神病理学」,「心的外傷を再考する」といったテーマで明日からの臨床に役立つように、症例を中心としたご講演をお願いしました。
特別講演1は、日本精神病理学会では初めての試みですが、アナウンサーの上野知子さんにご自身の闘病生活(白血病)についてお話をしていただき、専門家の立場から和田 信先生にご講演を賜ります。
特別講演2は、おそらくこれも初めての企画かと思いますが、作家であり精神科医でもある帚木蓬生先生に「毒殺の精神病理」というタイトルでご講演を賜ります。
そして、第46回大会から取り入れた「歴史的鑑定例から学ぶ」の第2弾として、今回は、オウム真理教事件を取り上げます。一般演題では、初めて本学会で発表する「新会員」の方々が症例報告を行います。
今回の学会は、「裾野を拡げる」というミッションがありますので、これまで日本精神病理学会ではあまり取り上げられなかった企画を積極的に取り入れました。活発な議論が行われることを期待しています。
本大会は、対面で開催しますし、懇親会も開催します。皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています。
本大会は、症例報告、精神療法に関する報告も歓迎いたします。また、我々が地元鹿児島で定期的に開催している鹿児島精神病理・精神療法研究会では、多職種連携も重要視していますので、会員のみならず非会員の多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。